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築地双六館他監修 『双六』

あけましておめでとうございます。
そして、はじめまして。

一年の計は元旦にありということで、
今日から絵本や児童書などを中心に感想を書くブログを始めます。

書評みたいな大それたものでなく、あくまで感想、
いや、むしろ備忘録的な感じでメモしていきたいと思います。

実はとても三日坊主なものでして、どのくらい続くかわからないのですが、(^^;
まだ生き残ってるかな?と時々覗いて頂ければ幸いです。
(いきなり言い訳する私(笑))

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築地双六館・翔奉庵監修/吉田 修・山本 正勝 『双六』★★★

初日はお正月ということで、こんな絵本、というか、図鑑、を開いてみた。
世界の双六や、日本の江戸時代から現代までの双六がカラー写真で紹介されている。
後半は自分で双六を作ってみよう、ということで、
実際に子どもたちが作った手作りの双六も載っていて、とても懐かしくなってしまった。

私も小学生の頃、友達と双六を作ったことがある。
自分の双六の内容はあまり覚えていない。
かなりえげつない、というか「○回休み」「振り出しに戻る」だらけの
ハードな双六だったように思う。

それに輪をかけてすごかったのが、友達が作った双六。
たしか「宇宙すごろく」みたいなタイトルだったと思うけど、
ほぼ永久にゴールできない(笑)マスの数は少ないが、
「100戻る」があったり(律儀に数えてゴール前数十コマまで戻ってた)、
ゴール直前に二つも「振り出しに戻る」があったり、
とらわれて他の参加者が助けに来るまで動けないマスがあったり。
そのめちゃくちゃな終わらない双六を、
窒息しそうなほど笑いながら二人で遊んでいた。

双六ってどうしてあんなにおもしろいんでしょうね?
「人生ゲーム」という双六もあるくらいで、
どこか人生の縮図的なところがあるからかな。

・ストーリーがある、RPG的な要素
・他のプレイヤーとの競争
・サイコロで進む数などが決まるギャンブル的な要素
そういうものが全部詰まっている。

なんだかまた双六を作ってみたくなってしまった。
作ったら、あの友達(いまや一児の母)はまた一緒に遊んでくれるかな??
もう少し待てば、「双六おばさん」として友達の子どもに遊んでもらえるかも?



著者: 吉田 修, 山本 正勝, 築地双六館, 翔奉庵
タイトル: 双六
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